私は10代の頃から定期的な肩こりや首痛に悩んでいました。
ただ当時は猫背が原因だったので、それを正す事でだいぶ改善しました。
ただ、デスクワークをするようになったのと、
スマホを使うようになってから、
ストレートネックになってしまったようで、
頻繁に首や肩が痛くなるようになり、
それに伴い吐き気を伴う頭痛に襲われる事も増えました。
しまいには、肩に中身が空っぽのカバンをかけるだけでも痛みや頭痛を感じるほどになりました。
最終的に整形外科でMRIを取ってもらった所、首に初期のヘルニアがある事も告げられました。
そんな私も、高さを変えられる机やしっかり背中を支えてくれるデスクチェアを使う事で、
デスクワークでの首、肩への負担も大幅に減り、
またスローコアピローというエクササイズ器具の活躍もあり、首肩の痛みも最近は出なくなってきていました。
スローコアピローについては下記の記事で解説しています。

ある日突然また首と肩に激痛が。。
そんなある日、私の首と肩にまた強い痛みが出ました。
一時期辛すぎて整形外科やカイロプラクティックに駆け込んでいた時と同様の痛みです。
その痛みが現れたのは、デスクワークをやっていた時ではなく、
なんとソファに座って何気なくテレビを見ていた時です。
うちのソファは座面が広い事もあり、
そのまま腰掛けると腰が痛くなので、
背中に固いクッションを挟んで、背筋がまっすぐ伸びるようにしていました。
なので、腰が痛くなるという事はないんです。
しかし1時間ちょっと映画などを干渉して、ソファから立ち上がると、
「え!?(冷汗)」という違和感を首から肩にかけて感じました。
確かに座っている時から、なんとなく腕が引っ張られているような違和感を感じていましたが、別にぶらんとさせてるだけだったので大丈夫だろうと思っていたのですが、
立ち上がってみると、首から肩にかけて激痛が走りました。
とりあえず、サロンパスなどの湿布剤を使いつつ、鎮痛剤も飲みながら、
様子を見ましたが、その痛みは次の日まで続きました。
デスクワークで首痛や肩こりが発生して、頭痛で何も出来なくなった時は
大抵寝れば治っていたのですが、寝ても肩の痛みが収まらないので、
結構重症じゃないかと感じました。
そこで次の日から、私はソファに座るのをやめました。
また私の救世主であるスローコアピローを使ったエクササイズもして
数日様子を見ると、痛みはやっとひいていきました。
座面の不安定さが肩こりを生む!?
私は思ったのですが、座面がフラットで割と固めの椅子に座った方が
私の場合、肩や首に痛みが出ません。
逆にソファのようにフワフワしたちょっと不安定さがある座面に座っていると
リラックスしているつもりが、実際は体の安定を図ろうと筋肉や筋が緊張状態になってしまっているのではないかと推測しています。
よくソファは使ってると段々疲れると言って、
地面に座ってソファに寄りかかってるという話を聞きます。
あの独特の柔らかさが逆に体を不安定な状態にしてしまうのだと思います。
またテレビなどの高さや位置も関係しますね。
目線の送り先によって、首への負担具合も変わってきますので、
ただソファに座ってる時は大丈夫だけど、テレビを見ると疲れるという場合は
高さなどを調整した方が良いでしょう。
痛みが出る事はやらない事が大切
整形外科に行った時に言われたのですが、私の首のヘルニアは今のところ自然治癒しかないんだそうです。
つまり、痛みが出るような環境に身を置き続ければ、
どんどん悪化するしかないという事です。
だからと言って仕事が理由で痛みが出る場合、それをやめるというわけにもなかなかいきませんよね。だから、使っている家具や道具、姿勢を変えていく必要があります。
例えば、
パソコンの画面を高くして、うつむき過ぎないようにするとか、
マウス肩になってしまっているなら、専用の肘置きを設置するとかです。
姿勢もすごく大事で、脇を閉め、背筋を伸ばし、頭を後ろにひく感覚を常に持っていると
だいぶ首や肩の痛みは軽減します。
私もせっかく高いお金を出して買ったソファですが、
それを使って体を壊してしまうのでは本末転倒ですから、
今後は使いませんし、違うソファに買い換えるか、売ってしまう予定です。
人間体が一番大事です。体が壊れてしまっては何も出来なくなってしまいます。
なので、特に毎日使う物は体にダメージが残らないものを使っていくべきです。

