*今回お話しする内容は男女兼用で使えます。
私(男)も20代後半ぐらいから、ものすごい冷え性になりました。
20代前半の頃は、バイクで雪の日でも走れた位、
寒さには割りと強い方だったのですが、
そういった無理が祟ったのか、今では秋冬は地獄でしかありません。
私の場合、とにかくお腹が冷えます。
お腹が冷えると、腹痛や下痢にもなるので困ります。
腹巻きが必須の毎日です。
あと、足がものすごく冷えるので、
バケツにお湯を入れて、足湯しながらデスクワークする事もあります。
冬は背中に四六時中石油ファンヒーターをフル稼働。
そんな私に母から勧められたのが漢方でした。
漢方が冷え性を根本的に治してくれる
母も一時期、異常な位の冷え性になってしまったそうです。
病院にも行きましたが、「重ね着すればいい」と言われるだけだったとか(汗)
でも我々が感じるのは、いくら重ね着しても、寒さや震えが収まらないって奴なんですよね。
体の芯から完全に冷え切ってしまっている感覚でこれが辛いわけで
ヒートテック着たって寒いものは寒いのです。
そんな冷え性が治ったという母は、漢方を飲んでいました。
その漢方の名は「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」です。
桂枝茯苓丸を飲んでみた。
桂枝茯苓丸は本来は女性向けの漢方です。
女性の足の冷えや、生理痛など、下半身を温め、血の巡りを良くするのが、
この桂枝茯苓丸の本来の効能との事。
ただ、血行不良を良くする漢方なので、
男性でも服用出来ますし、特に副作用とかがあるわけではないそうです。
この桂枝茯苓丸を母は薬剤師に勧められて、数ヶ月飲んでいた所、
冷え性がすっかり治ったそうです。
確かに今では、厚着すると「暑い暑い」と言って、すぐに脱ぎ始めますし、
冬でも普通に自転車に乗ってます。
そんな母に勧められた女性向けの漢方ですが、
男である私も試しに飲んでみました。
というのも、血の巡りが悪いというのは
私自身、高血圧症状も出ていた事から、実感があったからです。
高血圧も毛細血管にちゃんと血が行き渡ってないゆえに起こる事が多いのだと感じています。

手足や体が冷えるのも、血の巡りが悪いからとも言えますよね。
この桂枝茯苓丸、飲むのは1日3回ほど、粉をお湯に溶かして飲む感じです。
味はまあ、おいしくはないですね(汗)。「ああ、漢方っぽい」って感じの味ですが、
お湯を多めにすれば薄味になるので、苦痛ってほどでもないです。
すぐ慣れてお茶代わりに飲めます。(後で紹介しますが錠剤のも売ってます。)
すると、早速1週間も経たないうちに、
確かに体が以前よりポカポカするようになり、冬の外出が苦ではなくなってきました。
相変わらず寒いのは嫌ですが、
以前の体がぶっ壊れるかのような寒さを感じる事は減りました。
私の場合、1ヶ月ほどで飲むのをやめてしまいましたが、
お腹の冷えは結構前よりマシになったという印象があります。
足の冷えも前よりはマシになりましたが、
やっぱり冬は地面から冷えてくるので、どうしても冷えますね。
今年の冬はこれを使っていたのですが、
なんか部分的に熱いだけで、足全体が温まらないのがネックでした。
足が汗かいてるのに、やっぱり冷たいっていう感じがありまして。。
やっぱりこたつや足湯をして、足全体を温めるのが一番かなと。
ただ、桂枝茯苓丸は続けてれば確かに効果が出てくるなと私も感じました。
また秋冬が近付いてきたら、飲んでみようと思います。
粉薬が苦手って方には、錠剤のもあります。