大腸内視鏡検査の費用は?保険は効くの?実際に受けてみた。

先日、おしりからカメラを入れて大腸の中をチェックする検査である大腸内視鏡検査を受けてきました。

受けた場所は近所にあった大腸肛門科、一般外科、消化器外科のクリニックです。

私は19歳の時にある日、血便が出ました。
ただ当時は

  • 医者が怖かった事、信用してなかった事
  • 治療費の不安(100万位の莫大な費用がかかると思い込んでいた)
  • 誰にも知られたくない、大事になりたくない

などの恐怖があり、放置していました。

でも放置してたらその後なぜか治ったのですが、
それからほぼ毎年、特にお腹が冷えやすい時期になると
血便や下血をするようになりました。

これまたお腹を冷やさないようにしていれば、血は止まるので
ずっと放置していたのですが、

30代後半になり、また症状が出た時に近くのクリニックでたまたま大腸肛門科で割と評判の良い医者がいた事や、医者への恐怖心、費用面の心配も払拭出来ていたので、一度診てもらう事にしたのです。

というわけで、その時にかかった料金、その後にかかる料金や都道府県に申請できる特定医療費受給など、費用面の事をお話しします。

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大腸内視鏡検査は保険は効くの?

まず、大腸内視鏡検査は国民健康保険、社会保険などの健康保険が効くのかという部分ですが
あなたに何かしらの症状があるかないかで決まります。

例えば、私が大腸肛門科に行ったのは、

  • 血便や下血がある
  • おならと一緒に粘液が出たりする
  • 下痢が最近多い
  • 急にさしこんでトイレに駆け込む事が結構ある

などの身体の異常を感じたので、医者に診察をしてもらい、
その結果、先生から「大腸内視鏡検査受けてみますか?」と提案されたので受けました。

結果、国民健康保険が効きました。

例えば、これが単純に個人で健康診断目的で大腸内視鏡検査を受けるとなると
保険適用外となってしまい、保険が効かず全額実費払いとなってしまいます。

もし、なにかしらの不調

  • 腹痛がある
  • よく下痢する、便がいつもと違う
  • 頻繁にトイレに行く、突然トイレに行きたくなって困る
  • 血便や下血する
  • おならが頻繁に出る、おならと一緒に腸液が出る
  • お腹が張る、違和感がある
  • 粘液や膿、白い塊など、便以外のものが出る

などなど、なにかしらお腹やお尻に異常を感じるのであれば、
まずは大腸科、肛門科、内科、消化器内科、消化器外科などの医院で一度診察を受けましょう。

そこで、先生から大腸内視鏡検査をした方がいいという判断が出れば、
保険が効きます。それは大腸内視鏡検査があなたの病状の治療に必要と判断されたからです。

逆にこちらから「内視鏡検査もしてみた方がいいのかなと思うのですが」と提案してみて、先生が「そうですね、あなたの症状の場合した方がいいですね」となれば、保険適用と通常はなりますが、(と言っても念のため「保険は効きますか?と必ず先生にその際確認しましょう」)

「いやこの症状に内視鏡検査は必要ないですね」という判断が出た場合は、そこで内視鏡検査を受けるとしても保険適用外となってしまいます。

なので、医師の判断で「治療の一環として必要」という判断が出るか、出ないかで保険が適用されるかされないかが変わってきます。

実際にかかった料金

では、私が実際に大腸内視鏡検査の一連の流れの中でかかった料金をお話ししていきます。

  • 医師の診察(初診)
  • その際に受けた内視鏡検査前の血液検査
  • 検査の前日、当日に飲む下剤各種

これらの料金がまず、国民健康保険適用で2470円かかりました。
保険無しだと14600円程度になると思います。

そして実際に大腸内視鏡検査を受けた際に

  • 再診料金、検査結果からの病状の診断
  • 内視鏡検査
  • その時に受けた点滴、麻酔など
  • 追加の下剤(前回もらった分では腸内が綺麗になりきらなかったため)

こういったものの料金が加味されて、国民健康保険適用で13200円かかりました。
保険なしだと44000円程度かかる事になりますね。

つまり、私の場合は、トータルで15670円かかった事になります。

その他、かかるであろう料金

ちなみに私は腸内にポリープがなかったので、ポリープ切除の料金は入っていません。
もしポリープが見つかって、切除する場合は、さらにその技術料がかかると考えてください。

例えば、私が受けた所とは別のクリニックが料金表を出していたので、引用させて頂くと


(国民健康保険適用後の料金)

むらのクリニックホームページより引用

という感じになっています。ポリープは数によって料金が変わるそうです。
私が受けた所でも、あまりにもポリープが大きかったり、数が多い場合は、もっと大きな病院に行かないと(つまり大手術を受けないと)無理な場合もある、との事です。

また、大腸内視鏡検査前にポリープを検査時に摘出するか、その日はあくまで検査だけで、何も治療はしないで終わりするかをご自身で決める事ができます。

料金がポリープ切除で跳ね上がる事を避けたい場合などは、検査のみにしておけば、
国民健康保険適用で大体15000円程度で私のように収まるでしょう。

その他薬代

私の場合は、初診時(検査を受ける前)は、問診だけでは病状が分からなかったので、とりあえずビオフェルミンを処方されました(笑)。2週間分で550円です。まあビオフェルミンは別に薬局でも買えますけどね。。

そして大腸内視鏡検査を受けた結果、
私は厚生労働省指定難病の潰瘍性大腸炎だという事が分かりました。
安倍首相もその昔悩まされた病気です。(安倍総理が始めて総理になった時にお腹痛くて辞めちゃったと揶揄されてましたが、それが潰瘍性大腸炎でした。)

これにより、

  • プレドネマという肛門より注入する薬
  • ペンタサ顆粒(メサラジン)という飲み薬

を処方されました。これが2週間分で6120円です。
保険適用で6120円ですから、なかなかの値段です。

「これって血便や下痢が完全に止まったらもう薬はやめちゃって大丈夫ですか?」

先生「う~ん、一応ずっと続けていく事を勧めています。というのも、薬で一時的に良くなっても、症状は繰り返すので、やめた途端また悪くなったり、やめる事により症状が悪化してしまう人が多いんです。

確かに症状が出た時だけ薬を使ってる人もいますが、やっぱり悪化するんでそれはオススメしないですね。難病なんで今のところ完治はしないんで。

ただ、薬の量を減らしたり、飲み薬だけに切り替えたりっていうのは、良くなってくれば対応しますよ」

との事でした。

ただ、2週間で6620円は結構な大金ですよね。
というわけで、特定医療費(指定難病)受給者証の申請という手続きで、支払いを減らす事が出来ます。

特定医療費(指定難病)受給者証の申請、高額療養費制度で支払い量が減らせる可能性も

私がなった潰瘍性大腸炎のように、指定難病になった場合、
特定医療費を都道府県から受給する事が可能です。

これは症状がどれくらい重症か、また1ヶ月にどれくらい医療費がかかるかによって変わってきます。

自分の症状が指定難病かどうかは、医師が教えてくれるとは思いますが、
どんな病気が指定難病なのかは、厚生労働省のページで確認する事が出来ます。

厚生労働省のウェブサイト

また、この特定医療費(指定難病)受給者証の申請をするには、
難病指定医に診断書を書いてもらう必要があります。

各都道府県のウェブサイトに診断書(臨床調査個人票)をダウンロードできるページがあるので
それをダウンロードし、難病指定医にその紙に記入してもらいます。

どの医院が難病指定医がいるクリニックなのかは、これも各都道府県のウェブサイトより確認できます。

特定医療費受給の申請が通れば、医療費負担を減らす事が出来ます。
もちろん今後の大腸内視鏡検査の検査費用もこれによって減らせる可能性も出てきます。

また大腸がんなどになってしまった場合も、高額療養費制度で、支払いを減らす事は可能です。

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上記ページなんかが参考になると思います。

ちなみに健康保険をちゃんと払ってないと、上記のような特例は受けられません。

大腸内視鏡検査でかかる費用まとめ

いずれにしても、最初の大腸内視鏡検査では、たとえ健康保険が効いたとしても、
15000円位はかかると思った方が良いです。

そしてポリープ切除など、そういった治療も検査中に合わせてする場合、
追加で30000円ほどさらにかかる可能性もありますという事ですね。

なので、大腸内視鏡検査の予算としては、ちゃんと健康保険を払ってる人で、2万~5万位を見ておきましょう。
健康保険なしだと5万~17万円位かかってしまう可能性もあります。

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