カレー大好き日本人の間でも最近は結構メジャーになったタイのグリーンカレー。
そんなグリーンカレーをダイエットにも使えないだろうかと考えている人も多いと思います。
そこでグリーンカレーのカロリーを大幅に抑える裏技を使って、
ダイエットに最適化したグリーンカレーの作り方を教えます。
このグリーンカレーは実際にタイ人の人が使っている方法で、本格派です。
実はグリーンカレーのカロリーは高い?!
グリーンカレーって日本のカレーのように、ルー(小麦粉とバターを混ぜたもの)を使ってドロってさせてないので、ヘルシーそうに見えますよね。
しかし実は日本のカレーよりもグリーンカレーの方がカロリーが高いと言われています。
実際、レトルトの物を比べてみても、
ハウスカリー屋カレー1箱(200g)が176kcalなのに対して、
ヤマモリグリーンカレー1箱(180g)が272kcalと
実はグリーンカレーの方がかなりカロリーが高いのです。
「なんで小麦粉とバターを使ってないグリーンカレーの方がカロリーが高いの?」
と思いますよね。
その理由はココナッツミルクです。
グリーンカレーは大量のココナッツミルクを使って作ります。
そのココナッツミルクが想像以上に高カロリーなのです。
でも、逆に言えば、ココナッツミルクを使わず、あるモノを代用すれば
低カロリーにする事が出来ますし、タイカレー独特の甘ったるさもなくなります。
また、高カロリーだとしても、
汁を全部飲まなければ、大幅なカロリーダウンは可能です。
日本のカレーと違い、タイカレーは水っぽいですから、
それを全部グビグビ飲みません。
ラーメンの汁みたいなものですから、
汁を直接飲まないようにすれば、カロリーは大幅に減らせます。
そうは言いつつも、ここではしっかりとダイエットに使える
ココナッツミルクを使わないのに激ウマな
タイ人直伝の低カロリーグリーンカレーの作り方を教えていきます。
低カロリーグリーンカレーのレシピ
用意するもの (2人前分)
- グリーンカレーペースト 大さじ1~3
- 豆乳 500ml
- ナンプラー 大さじ2
- 砂糖かシロップ 小さじ1
- 鶏胸肉
- ブロッコリー
- 紀文 糖質0g麺 平麺
その他、
- 人参
- さやえんどう
- たけのこ
- 唐辛子
- バジル
など、お好みの野菜を加えてください。
バジルを加えるとよりタイ人好みの風味になります。
唐辛子は足さなければ、日本人でも食べれる辛さです。
グリーンカレーペーストですが、
MAE PLOY (メープロイ)というメーカーの出してるものがオススメです。
タイ人がオススメしてるので、本場の味です。
ナンプラーに関してはそんなにどこのメーカーのものでも味に違いはないので
近所のスーパーで売ってるもので構いません。比較的このティパロスというブランドのモノが有名です。
豆乳に関しては、成分無調整の物が個人的にはおいしいなと感じています。
成分調整済のモノだと若干変な甘みというか風味が入ります。
ココナッツミルクを豆乳に置き換えるカロリー削減の裏技は、
グリーンカレーに限らず、モスマンカレー(マッサマン)など、
他のタイカレーでも使えます。
そして、ここで登場するのが、キブンの糖質0g麺(平麺)です。
そう、グリーンカレーをこれで食べるんです。
ご飯で食べても良いですが、ダイエット効果をさらに高めるためにこれを使うのです。
「え?グリーンカレーって麺も合うの?」と思うかもしれませんが、
実際に現地タイの人達もクイッティアオのセンレック麺というお米で出来た平麺でグリーンカレーを食べたりします。
そのセンレック麺の食感に非常に近く、実際にレシピを教えてくれたタイ人の方も
「この麺はうまい!」とグリーンカレーと一緒に食べておりました。
なので、今回は糖質0g麺の平麺を使います。
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作り方の手順
0. 下準備として、鶏胸肉から皮を取り除き、小さなぶつ切りにします。
他の野菜も一口サイズに切っていってください。
1. 鍋かフライパンに中火で火をかけ、グリーンカレーペーストを大さじ1~3ほど入れます。
これでグリーンカレーの味の濃さや辛さが変わってくるので、味が薄いとか、辛さが足りないと感じたら、後からもっと足しても大丈夫です。
2. 続いて豆乳を少しづつ入れていきます。
最初は100mlほど入れて、ペーストを撹拌すると良いです。
それからは、残りの豆乳をどばっと足してしまって構いません。
3. 続いて、ナンプラー大さじ2と砂糖小さじ1を入れます。
これも好みに応じて量を調整してください。
基本、タイのカレーの味はナンプラーが作ってる部分が多いので、
なんだか薄味だなと感じるのであれば、ナンプラーをもっと足すと濃い味になります。
ただ、入れすぎると、ナンプラー臭さも出るので注意です。
砂糖は隠し味程度なので、あまり入れなくて良いです。
入れすぎるとダイエット食の意味もなくなりますので(汗)
代わりにおりごのおかげなどのオリゴ糖シロップを使うのも手です。
4. 後は、火の通りにくいモノから、鍋にどんどん入れていきます。
鶏肉や人参などを先に入れて、弱火でことこと火が通るまで煮ます。
注意点としては、沸騰させすぎない方が良いです。
あまりにもグツグツやると、豆乳が分離してしまう可能性もありますし、
ゆっくり火を通した方が、鶏胸肉も柔らかくなりますので、弱火でコトコト火を通します。
鶏胸肉は豆乳の効果で柔らかくおいしくなります。
そして、全ての野菜を入れて、火が通ったら、グリーンカレーは完成です。
5. ここで最後に糖質0g麺をザルにあけて、水で軽くすすぎ、水切りします。
暖かい麺で食べたい場合は、直接グリーンカレーの鍋に入れて温めても良いですが、
器に移して電子レンジで1分ほど温めるのが手軽で良いです。
そして、その糖質0麺にグリーンカレーをたっぷりかけて完成です。
特にこのブロッコリーがグリーンカレーにめちゃくちゃ合います!
ダイエットにはかかせないブロッコリーをグリーンカレーに付けて沢山食べれば、
それだけでもお腹が満たされます。
そして、脂身が少なくタンパク質量が多い、鶏胸肉もおいしく柔らかく頂けます。
グリーンカレーは、ラーメンのスープのようなものだと思ってください。
実際、現地のタイ人の方々も余ったスープをごくごく飲んだりせず、
捨ててしまうそうです。
今回は豆乳で作りましたからローカロリーでヘルシーですが、
カロリーオーバーしないためにも、器に余った汁はラーメンの汁のように
捨ててしまうのが良いと思います。
ブロッコリー、鶏肉、糖質0麺をたっぷり食べて、満腹になって頂ければと思います。
ぜひダイエット食のレパートリーに加えてみてくださいね。
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